2023.02.21 Category:海鮮
石川県・能登にある能西水産へ突撃取材!
- お話しくださった方
-
お話しくださった方
海鮮
能西水産
小滝さん
- 聞き手
-
聞き手
株式会社レティクル
徳星 智仁
能西水産とは?
石川県能登半島に行ってきました!今回訪れたのは「株式会社能西水産」様。
地元の漁師から仕入れた新鮮な魚介類を取り扱う水産会社です。お店の真裏には広大な日本海が広がります。
訪れたのは2月中旬でまだまだ雪が降る真冬でした。寒すぎた…。
お店の中に入ると、魚!魚!魚!!
この日は、朝水揚げされたイワシとサバをハイスピードで捌いておりました。その量150キロ!どれもぷりっぷりで肉厚です。なんと尾びれを持ったら立つんです!活きのいい証拠ですね~!
イワシ、サバの他にもさまざまな種類を扱っており、特に能登産のブリやのどぐろなどの高級魚は、その味わいが全国的に高く評価されています。
魚のプロ 小滝さんにお話を伺いました。
能西水産について詳しく知るべく取締役の小滝重幸さんにお話をお聞きしました。
ーギフトパラダイス:
小滝さんは魚を捌いてどれくらいですか?
小滝さん:
19の時からやってるから、もう40年近くやってますね。
ーギフトパラダイス:
40年もやられてるんですね!捌く時や加工する際に気を付けていることはありますか?
小滝さん:
捌くときには魚を傷つけないないことが一番大事だと思ってます。それと安心安全にお客様に召し上がっていただきたいので、身の部分に寄生虫がいないかを細かくチェックしてます。より新鮮なものをお客様へ届けたいと思っております。
ーギフトパラダイス:
能登は魚が美味しいことで有名ですが、他の場所で獲れるもの比べなんで美味しいと言われるのでしょうか?
小滝さん:
やはり水温が一番関係していると思います。冬はとても寒いのでそれが魚の身体を引き締めるんです。あと水がきれいなので良質なプランクトンが育ちそれを食べた魚たちが大きく成長すると言われてます。
ーギフトパラダイス:
確かに真冬は本当に寒いので、この寒さで育つ魚は身がかなり引き締まってそうですね。気候とかも関係してるのでしょうか?
小滝さん:
能登周辺には強い風が吹くので、波が静かな場所よりも、波が激しい場所に魚が多く生息します。そこで育つので旨味成分がたっぷり含まれた美味しい魚になるんです。
ーギフトパラダイス:
ちなみに小滝さんが一番お好きな魚はなんですか?
小滝さん:
やっぱりサバですね。焼いて醤油を掛けてシンプルに食べるのが最高に美味しいです!
看板商品【いしる干し】と【味噌粕漬】
伝統製法【いしる干し】
能西水産看板商品でもあるいしる干し。能登の「いしる」とは秋田の「しょっつる」、伊豆の「くさや」と並び、日本を代表する魚醤油の一つで、能登半島で昔から伝わる製法をそのままに、保存料・着色料等の添加物は一切使用しない自然の調味料です。
「いしる」の中に新鮮な魚を1時間ほど漬け込み、ほどよい塩加減で干します。
この塩加減がポイントだそうで、香ばしい磯の香りが食欲をそそり、一口食べた瞬間、ジュワーッと口いっぱいに磯の香りが広がります!
秘伝の味【味噌粕漬】
味噌漬けでも粕漬けでもなく、糀味噌と酒粕を絶妙の割合でブレンドした秘伝の「味噌粕漬」。旨みを封じ込める糀味噌とまろみを生む酒粕により、ここでしか味わえない味に仕上がっています。
能登で獲れる新鮮な天然の魚はお刺身や焼き魚、どんな料理にしてもおいしいですが、自慢・秘伝の「味噌粕」に漬け込むことで身がプルッと引き締まり、こだわりの味噌と粕の甘味と香りが魚そのものの旨味に、より深みを加えてくれます。
中火でじっくり焼いて食べれば、味噌の風味と粕の甘味と香りが口の中にふわぁ~っと広がって、香ばしさとまろやかさが融合した至福の味がお楽しみいただけます!
インタビューを終えて
地元の漁師の方々とのふれあいを大切に能登の海の恵みに感謝しながら、安全で安心な本当に美味しい魚を皆様の食卓へお届けしたいという想いがとても伝わりました。
能登の魚醤に漬け込んだ独特な製法によるいしる干しと、秘伝の味噌にで旨みを封じ込めた味噌粕漬、魚本来の旨みがダイレクトに感じられますので是非ご賞味ください!
日本全国の、かっこいい
生産者を紹介したい!
ギフトパラダイスは、全国のおいしいものを集めたギフトカタログのお店です。
生産者の方の、味への惜しみない情熱を知っていただきたいという想いで編集をしています。可能な限り現地に赴き、生産者の方とじっくりお話しして、お互いにこれと納得した商品だけを掲載しています。また、生産者の方の声を直接ご紹介しています。商品ページの生産者のアイコンから、ぜひご覧ください!